一般眼科
診療内容
当クリニックの一般眼科は、当院の眼科医が担当します。一般眼科は、目や目の周囲に生じる様々な症状や違和感を訴える患者様の窓口として機能しています。
症状と治療
患者様が抱える眼の症状は多岐にわたります。具体的には、目が痛い、目がかゆい、疲れ目、ドライアイ(目の乾燥)、目の充血、ものもらい、まぶたが重い、視力が低下するなど、様々な症状があります。これらの症状は一時的なものであることもありますが、繰り返すことや持続する場合もあります。どんな小さな症状でも、「これくらいで眼科に行くのはどうか」とためらわず、お気軽にご相談ください。
当クリニックでは、これらの症状に対して最新の医療設備と専門的な知識をもって対応し、一人ひとりの患者様に最適な治療を提供します。目の健康は全身の健康とも密接に関連していますので、早めの診察と治療が重要です。お困りの際は、どうぞお気軽に当クリニックまでお越しください。
涙道手術
症状と診断
涙道の詰まりや感染が見られる場合、涙道手術が必要となることがあります。涙が正常に流れないことで目が慢性的に濡れた状態になることが特徴です。
担当医師
当クリニックの涙道手術は、柴田医師が担当します。柴田医師は、涙道手術のパイオニアである聖隷浜松病院の教授のもとで研鑽を積んだ眼科の専門医です。手術実績は500症例以上に及び、その豊富な経験と専門知識により、患者様は安心して治療を任せることができます。
症状と診断
涙道の詰まりや感染によって涙の流れが妨げられ、目が慢性的に濡れた状態になることがあります。このような症状が見られる場合、涙道手術が必要となることがあります。
手術の流れ
1.事前準備
患者様の詳細な医歴を確認し、必要な事前検査を実施します。
2.手術プロセス
最新の医療技術を用いて、局所麻酔下で涙道を開通させる手術を行います。手術時間は一般的に30分から1時間程度です。
3.術後のケア
手術後は、感染予防のための抗生物質を含む点眼薬を処方します。定期的なフォローアップが必要となり、手術の効果を最大限に持続させるためには適切なケアが欠かせません。
柴田医師の指導のもと、患者様一人ひとりに最適な治療計画を立て、安全かつ効果的な手術を実施していきます。
眼瞼下垂
症状と原因
重いまぶた、見えにくさが眼瞼下垂の主な症状です。加齢や遺伝が主な原因とされています。
治療方法
手術によるまぶたのリフトが効果的です。局所麻酔下での処置で、視界を改善し、顔の表情を若返らせることができます。
まぶたの腫瘍
診断
まぶたに異常な腫れやしこりがある場合、良性または悪性の腫瘍の可能性があります。生検により診断を行います。
手術の流れ
1.事前準備
患者様の全身状態を評価し、手術計画を立てます。
2.手術プロセス
局所麻酔を使用し、腫瘍を除去します。手術は通常1-2時間で完了します。
3.術後のフォローアップ
手術後の傷の管理と経過観察が重要です。再発防止のための定期検診をお勧めします。
結膜炎の治療
症状と診断
結膜炎は、目の白い部分(結膜)と瞼の内側が炎症を起こす一般的な状態です。この症状には、以下のような特徴があります
- 目の充血
- 分泌物(目やに)
- 目のかゆみ
- 眼の表面に砂が入ったような感覚
- 光に対する感受性の増加
結膜炎は感染性と非感染性に分けられます。感染性結膜炎は、細菌やウイルスによるもので、しばしば感染が他人に広がる可能性があります。非感染性結膜炎は、アレルギーや外部からの刺激(例えば、煙や塵)によって引き起こされることが多いです。
治療方法
細菌性結膜炎
抗生物質の点眼薬や軟膏が処方されます。
ウイルス性結膜炎
特定のウイルスに対しては抗ウイルス薬が使用されることもありますが、多くの場合は自然に治癒します。症状を緩和するために、冷たい圧迫や人工涙液が推奨されることもあります。
アレルギー性結膜炎
アレルギー反応を抑制するための抗ヒスタミン剤や抗炎症薬が使用されます。
どのタイプの結膜炎であっても、症状が悪化する場合や予想外の症状が現れた場合には、迅速に医療機関を受診することが重要です。また、感染拡大を防ぐために、手洗いを頻繁に行い、目をこすらないように心がけてください。
花粉症の治療
症状と診断
花粉症は、特定の花粉に対するアレルギー反応によって引き起こされる一般的な状態です。この症状には以下のような特徴があります
- 鼻水や鼻づまり
- くしゃみ
- 目のかゆみ、充血、涙目
- 喉のかゆみや咳
花粉症は季節によって発生することが多く、特に春先に多くの人が悩まされます。診断は患者の症状と、必要に応じて行われるアレルギーテスト(皮膚テストや血液検査)に基づいて行われます。
治療方法
花粉症の治療には以下の方法があります
抗ヒスタミン薬
アレルギー症状を軽減するために使用されます。これらは錠剤、点眼薬、鼻スプレーの形で利用でき、症状の緩和に役立ちます。
点鼻ステロイド
鼻の炎症を抑えるために使用されることが多く、効果的に鼻づまりや鼻水を改善します。
免疫療法(アレルギー疾患の減感作療法)
長期的な解決策として、体のアレルギー反応を少しずつ減らしていくための治療です。特定のアレルゲンを小量から始めて徐々に増やしていき、体を慣れさせることでアレルギー反応を軽減します。
花粉症の症状は、日常生活に大きな影響を与えることがあります。そのため、症状の発生時期が近づいたら、事前に医療機関で相談し、適切な治療を開始することが推奨されます。また、花粉の飛散が多い日には外出を控える、帰宅後は衣服をすぐに洗濯する、シャワーを浴びるなどの予防策も効果的です。